生活習慣病

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食べすぎ、飲みすぎ、肥満、運動不足、喫煙、ストレス等が続くことによって起きる病気の総称が生活習慣病です。
特に脂質異常症(高脂血症)、高血圧症、糖尿病は、血液の流れが悪くなる動脈硬化や心臓の疾患の原因にもなるのですが、どれも自覚症状がないため、気付かずに放置してしまうケースも少なくありません。

生活習慣病の治療は、食事や運動での生活習慣の修正と、薬物療法があります。当院では、生活習慣病の危険性をお話させていただき、無理のない治療を進めていきます。

脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症とは、血液中に含まれる脂質が過剰、もしくは不足している状態です。悪玉コレステロール値(LDL)、善玉コレステロール値(HDL)、中性脂肪のデータが高すぎる人、低すぎる人の全てが脂質異常症(高脂血症)に含まれます。 多くの場合で問題視されるのは、悪玉コレステロール(LDL)もしくは中性脂肪が高い状態です。基本的に症状は全くありません。

高血圧症

高血圧症は140/90mmHg以上の方が該当し、心筋梗塞、心疾患等にもつながる危険な病気です。しかし、自覚症状がないために気づいていない方が多く、脳や血管、心臓等に影響が出るまで何年もの間、そのままにしてしまうことも多いです。潜在患者数は日本で約4000万人以上ともいわれています。

糖尿病

血糖値が高くなる糖尿病は、血液中のブドウ糖とインスリンのバランスが崩れることで起こります。血管や神経に障害を及ぼし、失明などの深刻な合併症を引き起こします。

糖尿病型

1早朝空腹時血糖値126mg/dl以上

275gOGTTで2時間値200mg/dl以上

3随時血糖値200mg/dl以上

4HbA1c(NGSP<国際基準値>)が6.5%以上

上記のいずれかが確認された場合は「糖尿病型」と判定され、1~3のいずれかと4が確認された場合には「糖尿病」と診断されます。
また、別の日に行った検査で糖尿病型が再確認された場合も、糖尿病と診断されます。さらに、血糖値が糖尿病型を示し、糖尿病の典型的な症状(口が乾く、水分をとりすぎてしまう、おしっこの回数が多い、急激な体重減少等)がみられ、糖尿病網膜症と診断された場合も糖尿病となります。

症状の度合いにより、生活習慣の指導や、薬の服用、インスリン療法等、治療方法が異なります。 生活習慣、運動時間、食事内容の改善等を行うことがありますが、長く続けていただくために、なるべく我慢の少ない方法を提案させていただきます。気になることがあれば何でもご相談ください。

TEL:03-5971-2421