院長ブログ

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2018.02.17更新

アレルギー性鼻炎は、年間を通して起こる「通年性」と一定の季節に限って起こる「季節性」の2種類に分けられ、「通年性」の主な原因はハウスダスト、「季節性」のほとんどはスギ、ヒノキなどの花粉が原因です。またハウスダストや花粉など、アレルギーを起こす原因物質を「アレルゲン」と呼び、個々の「アレルゲン」は様々で且つ1種類だけだったり、複数だったりします。

「アレルゲン」を調べる検査方法に血清特異的IgE抗体検査という検査があり、これは採血をしてアレルギーと関係するIgEという抗体がどんな種類のアレルゲンと結びつくかを調べる検査です。当院ではViewアレルギー39という少量の採血でアレルゲン39項目のIgEを同時に測定する検査を取り入れており、アレルギーの原因物質のスクリーニングに有効な検査です。アレルギー性鼻炎でお悩みの方にはおすすめの検査ですので、ご希望の方はご来院の上ご相談ください。費用は3割負担で概ね5千円程度です。

(Viewアレルギー39の構成アレルゲン)

食餌性アレルゲン:卵白、オボムコイド、ミルク、小麦、ピーナッツ、大豆、ソバ、ゴマ、米、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、バナナ、マグロ、サケ、サバ、牛肉、鶏肉、豚肉

吸入系:ヤケヒョウダニ、ハウスダスト、ネコ(フケ)、イヌ(フケ)、ガ、ゴキブリ、スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア、アスペルギルス、カンジダ、マラセチア(属)、オオアワガエリ

その他:ラテックス

投稿者: おなかの富士見台クリニック


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